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活きがい発電所とは

活きがい発電所とは

ある作業療法士の夫婦の20年以上の経験と技能を基に運営する「“自立支援”を応援する」事業所です。高齢者や障がい者の方が在宅で自立した生活を送るために必要な支援を共感してくれたスタッフと共に、介護の現場で実践しています。(写真中央の方は作業や活きがいによって人は元気になれることを自らの体験で示し起業への確信を持たせていただいた葉山靖明さん)

理念

われわれは、「自立支援」応援型のリハビリ・介護・看護の提供により、対象者の生活を活発にし、さらに要介護度の改善または維持を図るための事業を提供します。屋号の「活きがい発電所」には、「再び自分を“活かす”ことを見つけ、“いきがい”を発電できるようになって欲しい」、「活発な高齢者や障がい者を育てたい」という思いが込められています。サービス運営の理念は、「ココロが動けばカラダも動く!」です。これは、対象者個々の「心を動かす仕掛けを創ること」が我々の一番の仕事であり、その心を動かせる仕掛けを常々考えながら、楽しんで仕事をしてほしい。また、多くの対象者が、「活きがい発電所」の利用により、「活き活きとした表情や生活行為の改善がみられるようになる。」その変化を感じながら、そこに関われる喜びを感じて仕事をしてほしいと思っています。

経営方針

利用者の介護度が改善するということは、一人当たりの利用単価が減収となり、結果的には会社としてはマイナスの収支となります。しかしながら、本来の介護保険法や自立支援法の趣旨は「自立支援」であり、われわれの仕事は「対象者の生活行為の向上を目標とし、その人が望む生活に近づけるよう支援する」ことです。ここを曲げることは絶対にできません。会社の経営ができる限りマイナスとならず、会社自体も成長していくためには、①常に定員に近い安定した方が利用されること、②余分な人件費や経費を抑えること、そして、③事業が拡大できること、が必要です。そのため当社は少数精鋭の人数で、正社員やパート勤務者区別なく、それぞれが高いパフォーマンスを持ち末永く働くことが必要だと考えています。

心を動かす仕掛け作り

当施設では利用者の活動意欲を高めるため、たくさんの活動メニューと独自の通貨「ワット」を取り入れています。活動メニューの中には、①無料メニュー、②稼ぐメニュー、③支払うメニューがあり、ワットを稼いだり支払ったりすることで施設内の各種サービスを受けることができます。例えば、自宅でできる運動の教室や書道、東大・難問(脳トレ)、料理、パン作りなどはスタッフから習うため、その受講料として200~500Wを支払います。また、各種マッサージ器などの自分にとって気持ちの良いものも200~500Wの支払いが必要です。これらを受けるためには、マシン(運動器械)を使った運動や自己鍛錬(自主トレ)、自己勉強、奉仕活動等を行い、稼ぐ必要があります。独自通貨によって、機能訓練や作業にやりがいを持って取り組めるシステムを導入しています。

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